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修行時代の同僚インタビュー

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私が技術講習会に参加した時は、社会人経験を経た分、みんなより年上で20代後半だったんです。でも年齢差はあまり関係なく、同じ目標に向かう仲間として仲良くやれていましたね。それぞれが実力をつけて、印章の世界で「こうもしよう、ああできたらいい」と夢や想いも語り合っていた時期。みんな一生懸命で、今思うと、とても充実していましたね。その中でもナメちゃんは特に情熱を秘めていた印象があります。
講習会時代からの長い付き合いで感じたのは、ナメちゃんの印章を真正面から捉えるポリシーは何も変わってないけれど、ある時期を境に、情熱を表へ出すようになったこと。そうなってきたのは、やはり家業を継いで、結婚し、子供が生まれた頃からかな。明らかな傾向として、前向きさに拍車がかかった。40歳を越えた今も、彼は全てにポジティブ。この年齢になると、普通、少しは守りに入るものだけど、ナメちゃんはオフェンスの商売をし続けてる。友人ながら、すごい男だと思いますね。

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楽しい修業時代だったと感じられるのは、講習会の先生が林先生だったことも非常に大きい。林先生のことを、他の先生方は「あの人は化け物だ」と言って畏怖していたんですから。印章世界の神様じゃなくて化け物。こんな強烈なほめ言葉はないですよね。そういうすごい方が、遥か上からの姿勢ではなく、友達のように、仲間のように接し、教えてくださった。この経験は私たちにとって非常に貴重なもの。私は今でも、あの頃に過ごした時事感が何よりの宝だと思っています。林先生や、ナメちゃんを始めとする講習会時代の仲間たちは、これからもずっと付き合っていきたい大事な友達ですね。

私自身の目標は、あと20年は第一線で彫り続けること。父親が85歳まで現役でしたから、同じ年齢ぐらいまでは頑張っていきたい。そのためにはどうしたらいいかという点を、特に最近は、真剣に考えるようになりましたね。できることなら、今の林先生のような存在になりたいと思ってるんですけどね。

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